バッハは理系君

小学生時代に弾いたJ.S.バッハのインヴェンション(2声)やシンフォニア(3声)を、最近また勉強し直しています♪

当時はあまり深く考えずに、テーマをわかりやすく、間違えずに弾くことをゴールにしていたように思います(*゚▽゚*)

大人になってからのバッハは、楽譜からたくさんバッハの暗号が読み取れて
とても面白いです。♥。・゚♡゚・。♥。

バッハの曲を弾く上でとても重要なのは「弾きすぎないこと」

当時はまだピアノが発明されていないので、音の強弱が出せない楽器で作曲されていました。
そのような楽器でも当時の人は強弱を求めるようになりました。
どうすれば強弱があるように弾けるでしょうか?

答えは「緩急」です。

だんだん盛り上がるところは、わからないくらいに速度を少しずつ上げます。
またその反対に落ち着きたいところは自然に速度を緩めます。
しかもトータル時間は変わりません♬

それから数々の装飾音です。
その音を目立たせたい時に使います。

それらを踏まえた上でピアノで演奏するのです。
ピアノで弾く時は多少強弱は付けますが、ロマン派のように決してウネってはいけません。

またバッハの曲は数式のような所があります。
左右の旋律が鏡合わせになっていたり
共鳴する音程で合わさったり、追いかけたり。それらを見つけて2声や3声の響きを楽しむのです。

私はバッハは「理系くん」だと思いますヽ(´▽`)/

junko

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。