暗譜の苦労

人前で暗譜をすることは大変な労力と努力が要ります。

私自身、若い頃は何回も弾いているうちに音がスーっと頭に入っていったように思いますが、今はとことん覚えようとしないと無理です。

暗譜の辛さや怖さを知っているので、発表会の時の生徒さんの暗譜練習には特に力を注いでいます。

暗譜に時間をかけるので、本番で止まってグチャグチャになることはありません。
例えわからなくなっても、しっかり楽譜が頭に入っていれば、ちょこっとごまかして次のフレーズに入っていけます。

いつもは忘れない箇所を忘れてしまうのは、ただ何となく弾けていただけなのです。

junko

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